【釣行記】2023年6月 東武鉄道リバティ会津で行く 会津高原・阿賀川のテンカラ釣りと三種合体麺

【釣行記】2023年6月 東武鉄道リバティ会津で行く 会津高原・阿賀川のテンカラ釣りと三種合体麺

プロローグ

2023年初の電車釣行です。

東武鉄道の特急「リバティ会津」に乗車して快適な電車旅を楽しんだ後、会津高原を流れる阿賀川でサクッと岩魚を釣り、地元グルメに舌鼓を打ちつつ名酒花泉を嗜もうという算段です。

2週間ほど前から計画し有給休暇を取得したものの、前日までの予報は雨・・・。

梅雨時に強引だったかと内心舌打ちしつつ、取りあえず出掛ける準備だけ整え、決行か中止かの判断は当日まで先延ばしに。

当日4時に起きて天気をチェックしたところ、雨は朝に降り止むとの嬉しい予報。

これも普段の行いが良いせいと自分を褒め、計画を実行することに。

自宅を出る前に、東武鉄道の「特急券インターネット購入・予約サービス」でリバティ会津の座席を確保しました。

目的地の会津高原尾瀬口までは、特急リバティ会津で3時間弱の旅です。

車中では、密かに電車釣行の醍醐味と称している朝酒を嗜みながらの読書。至福の一時です。

鬼怒川温泉を過ぎたあたりからは陽射しが降り注ぎはじめ、初夏を思わせる爽やかな青空と山々を覆う若葉の緑のコントラストが旅情を掻き立てます。

穏やかで心地よい時間はあっという間に過ぎ、9:23に会津高原尾瀬口駅に到着。

さっそく、売店「憩いの家」で花泉カップを買い、本日の良果を祈念しつつまた朝酒。やっぱり福島の日本酒は美味しい。

乗車券について、新藤原駅からの区間はICカード精算不可とのことで、社内で現金精算しました。

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鎌越沢

10時まで待って近隣の「夢の湯」で日釣券を入手。遊漁料は1050円です(2023年6月現在)。このエリアは南会津東部非出資漁協が管理しています。

個人的には、デジタル遊漁券購入アプリ「フィッシュパス」や遊漁券オンライン販売サービス「つりチケ」で日釣券を取り扱ってくれるともっと便利になるなと思っています。

私はどちらかというと本流より沢筋が好みなので、阿賀川の支沢である鎌越沢に入渓し、勤行滝下までを探ることに。

過去2回の釣行で鎌越沢で小イワナと遊べることはチェック済みです。

電車釣行のメインロッドはテンカラ大王こと石垣尚男先生監修の「パックテンカラZW」です。

仕舞寸法41cmのコンパクトなショートロッドで、長さは3.1m~3.4mのズームとなっています。

リュックや旅行用カバンにもすっぽり収まるコンパクト設計で、ヘッドスペースが限られる小渓流や源流をはじめ、山歩きの途中にも気軽に使えるとの触れ込みなので、電車釣行との相性は抜群です。

入渓後、溯行途中で1匹釣り上げ、ほぼ確実に釣れると見込んでいるメインポイントの勤行滝下へ。

しかしここで意外な苦戦。花泉カップが効いているのか毛バリを頭上の木に引っ掛けまくり、実に4個をロスト。

アワセのためにロッドを跳ね上げる動作に力が入り過ぎているようです。

強めにアワセないと魚がフッキングしないと思っているのでそのような操作になるのですが、これ以上毛バリを失うのは嫌なので、毛バリが水面から飛び出さないよう、ロッドを軽く持ち上げる程度のアワセに変更すると・・・。

意外にも魚はきちんとフックオンしてくれました!

20㎝オーバーくらいかという黄色い魚体が水面に浮いてきました。

しかし、ランディングしようとタモをつかんだところで痛恨のバラシ・・・。

フックがバーブレスなのでどうしてもバラシは多くなります。

気を取り直して再キャスト。

すると今度は、先程よりもかなり小さめのイワナがフックオン!

この獲物は無事にランディングネットに収めることに成功。

小さいながらも美しい魚体をしばし眺めたのちリリース。元気に住処に帰って行きました。

バーブレスフックのテンカラ釣りは魚のダメージが相対的に少ないのも良いところのひとつです。

阿賀川(羽塩沢出合付近)

会津高原尾瀬口駅「憩の家」内の食事処「恋路茶屋」で昼食に「三種合体麺」をいただいた後、会津線で隣の七ヶ岳登山口駅に移動。

この駅は無人駅のため、あらかじめ会津高原尾瀬口駅で往復券を購入しておきます。

駅の待合室はとても清潔に保たれていますが、トイレや自動販売機などはないようです。

目指すポイントは羽塩沢出合のナメ滝です。駅から徒歩5分ほどで到着。

いかにも良型が潜んでいそうな好ポイントでしたが、残念ながら私の毛バリには反応なし。

あっという間に時間は過ぎ、16:31発の会津線で会津高原尾瀬口駅に戻りました。

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エピローグ

本日の釣果はバラシを含めイワナ3匹。電車で行くライトなテンカラ釣りとしては上出来の部類です。

昼食の「三種合体麺」もとても美味しく、旅を満喫することが出来ました。

心地よい余韻に浸りつつ会津高原尾瀬口で支度を整え、缶ビールで乾いた喉を潤しながら帰りの列車を待ちます。

夕暮れ前のホームでぼんやりと看板を眺めていると、線路の向こうに18:06発の特急リバティ152号が姿を現しました。

インフォメーション

浅草発着の場合の当日のスケジュールと費用について表にまとめました👇

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日釣券はこちらで入手しました👇 釣りの後の日帰り入浴もおすすめです

山紫水明の宿「夢の湯」

お食事やお土産はこちら👇

会津高原尾瀬口駅「憩の家」

当日の釣行の様子を動画にしましたので、よろしければご覧ください👇

電車で行く渓流テンカラ釣りをやってみたいと思われた方はこちらをご参考ください👇

【準備編】電車で行く渓流テンカラ釣りの装備

【準備編】電車で行く渓流テンカラ釣りに必要な道具

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